台湾CSC殿向け厚板用コールドレベラの成果発表会開催

2015年5月25日

csc600x450

csc_names_j
スチールプランテック株式会社(代表取締役社長:半澤 巌)は、昨年、台湾CSC(China Steel Corporation、本社:台湾高雄市)殿より、最新鋭の厚板用コールドレベラ(SuPerLeveler™)を受注致しました。本プロジェクトは、その設備技術の先進性とともに、CSMC(China Steel Machinery Corporation, 本社:台湾高雄市)殿との協業プロジェクトということで、CSCグループ内において大いに注目を集めており、この度、CSMC殿は「CSC殿向け厚板用コールドレベラに関する成果発表会」を2015年4月24日に開催致しました。本発表会にはCSC宋社長をはじめ幹部クラスも含め70名以上が出席され、当社からは半澤社長が出席致しました。
本件で採用されている最新鋭コールドレベラは、作業ロール径を従来より小径化し、従来設備に比較して最大板厚範囲は同じ能力を維持しながら更に薄板、高強度材の矯正範囲が拡大される設計(第4-S世代)となっていることが最大の特徴です。
当社は、本年に予定されている厚板用レベラ設備の稼働に向けて引続き全力をあげて取り組み、より一層CSMC殿とのパートナーシップを確固たるものとするとともに、お客様のニーズに適切にお応えすることで、最新鋭レベラを全世界に拡販してまいる所存です。

 

【厚板用コールドレベラ設備概要】

型式:
4-High 厚板用コールドレベラ(可逆式)
ダイナミッククラウン制御 (SuPerLeveler™)
板厚:
5mm-50mm
板幅:
1,500mm-4,065mm
降伏応力:
200Mpa-1,400MPa
矯正反力:
Max. 7,600 ton
特徴:
第4-S世代ロール配置を採用

関連製品

厚板レベラ

スチールプランテックが1998年に開発したSuPerLeveler™は、厚板工場で生産される鋼板(6-50mm厚)の平坦度を向上させる設備です。矯正中にレベラ(水平精度を高める下地調整材)に発生するたわみを、剛性無限大制御によって完全に補正します。これによって、従来のレベラでは安定しなかった、TMCP鋼板、焼き入れ鋼板といった矯正反力を必要とする鋼板の矯正が可能になります。

関連するニュース

ニュース一覧へ