JFEスチール西日本製鉄所熱延工場向け 高速スキンパスミルラインを納入

2018年3月29日

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製作中のスキンパスミル本体
 
 
スチールプランテック株式会社(代表取締役社長:灘信之)は、このほど、JFEスチール株式会社(代表取締役社長:柿木厚司)の西日本製鉄所(倉敷地区)熱延工場向けに、高速スキンパスミルラインを完工・納入しましたので、お知らせします。
スキンパスミルは、熱延・冷延鋼板やアルミ板等の完成品の最終工程において鋼板の表面性状を改善し、平坦度を向上させる装置で、当社は自社開発から50年を超える歴史の中で、国内外に60台以上の納入実績を誇っています。
今回納入しました最新鋭スキンパスミルラインでは、熱延鋼板用で安定した表面品質と平坦度を付与するに留まらず、高速安定操業に必要な蛇行防止技術などの最新技術を駆使することで、熱延スキンパスミルラインとしては日本最高速での操業に成功しました。
本設備は、2018年1月に操業を開始して順調に稼働しており、お客様のスキンパス材増産に大いに寄与しています。
当社は、本件を加えこの3年間で国内外に6台の熱延スキンパスミルを立ち上げており、いずれもお客様より好評を頂いています。
当社は、お客様のニーズにフィットする製品をタイムリーにご提供させて頂くことで、お客様との信頼関係を深め、お客様の更なる事業の発展に尽くすとともに、今後もスキンパスミルのリーディングカンパニーとして、製品の品質改善と高付加価値化に豊富な実績と先進の製鉄プラントエンジニアリングで貢献してまいります。
 

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熱延鋼板、冷延鋼板、ステンレス鋼板、アルミ板の最終製品を完成させるために、それらの材料をスキンパス圧延によって機械的性質や表面性状を改善し、平坦度を向上させる装置です。スチールプランテックは1965年に独自の試験装置によるテストを行った後、理論構築と実機の納入を繰り返してきました。その結果、現在までに全世界へ63台のスキンパスミルを納入しています。

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