スチールプランテックとCockerill Maintenance&Ingénierie社 「業務協力協定書」を締結 ~ 魅力的な製品群を世界市場へ提供 ~

2018年7月4日

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スチールプランテック(株)(SPCO)とCockerill Maintenance&Ingénierie SA(CMI)は、世界の鉄鋼市場を対象とした両社の戦略的業務協定について協議を重ねた結果、2018年7月3日ベルギーのSeraingにあるCMI本社において、「業務協力協定書」を締結いたしましたので、お知らせいたします。
今回の業務協力は、両社独自の技術に関する共同マーケティングを実施し、互いの組織を活用しながら、双方が鉄鋼市場で最適で魅力的な製品を提供することを目的としております。
現在、世界の鉄鋼市場は、高品質、高強度鉄鋼材料の需要増と進行する鉄鋼メーカーの統合により、引き続き、拡大することが予測されています。世界的に事業展開する鉄鋼メーカーは、今後ますます、技術的に魅力あるソリューションのみならず、システムや設備のサプライヤーに対して世界的なサービスネットワークの構築とそれぞれの地域における調達や製作のローカライゼ―ションも同時に求めてきています。これらのご要望に最も適切に応えるために、両社はポートフォリオを充実させ、世界中の鉄鋼メーカーを対象として、統合されたグローバルなソリューションを提供していくことを目指します。
両社は、それぞれのビジネスモデルを拡張し、鉄鋼業界、特に高張力鋼市場向けの高品質な連続酸洗冷間圧延ラインなどに焦点を当て、マーケティング活動を協力していくことを決定いたしました。本協定書により対象とする分野において、それぞれの製品とサービスポートフォリオを拡充、完成させるための一助といたします。
SPCOは、独自技術で評価の高い冷間圧延設備技術、AHSS材料を対象とした最先端のテンションレベラ技術および各種厚板レベラ技術など、一方、CMIは、最先端の世界的に評価の高い、塩酸回収設備を含む酸洗設備技術とプロセスノウハウ、連続溶融亜鉛メッキ用エアワイピングおよび独自のグローバルネットワーク、インドと米国の高品質な生産設備など、これらの両社の長年の培ってきた経験と市場の高い評価により、本業務協力に多大な成功をもたらすことが期待されます。
SPCOとCMIの技術、ノウハウ、能力を組み合わせることで、両社のそれぞれの分野における技術的優位性を強化するとともに、最先端の下工程技術を駆使してお客様により良いサービスを提供することが可能となります。
両社独自のプロセスノウハウと世界的なサービスネットワークおよび、地域に根ざしたサービス体制の組み合わせは、最適化された技術ソリューションとのシナジー効果をもたらすことにより、両社のコスト競争力の向上が期待されるだけではなく、お客様に最良の設備投資とランニングコストの設備を提供してまいります。
 

Cockerill Maintenance&Ingénierie Group(CMIグループ)概要

1817年設立。CMIグループはその時代の課題に取り組むための革新的かつ実用的なソリューションを開発してきました。これにより、CMIグループはエネルギー、防衛、製鉄、環境、輸送、産業全般の設備の、設計、統合、近代化、メンテナンスサービス業務を担っています。
CMIグループでは、世界5大陸の事業所で5,500名以上の従業員がエンジニアリング、保守、国際プロジェクトの管理に従事しています。
 
※ 業務協力の概要については、 添付資料 をご参照ください。
 

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