社員座談会 ~世界水準だけじゃない~ 社員座談会 ~世界水準だけじゃない~ ベテラン社員座談会

日本の製鉄技術は世界レベルにあることは周知の事実。
そんな定評を揺るぎないものとしてきたのは、
業界をリードしてきたベテラン技術者たちの功績に他ならない。
そんな彼らが見る“製鉄の未来”とは?
技術の最前線で戦ってきた2人が、各々のキャリアや今後の目標、
そしてスチールプランテックという組織に対する思いについて大いに語り合った。

スチールプランテックが
生まれた瞬間

なんだかんだ言って、W君とは1993年くらいから一緒に仕事をしているな。
スチールプランテックが生まれるもっと前のことですね。
最初にKさんのグループに配属されたとき、常識にとらわれずに自ら切り拓いていく、そんな上司だなという印象を持ちましたよ。
今はそれが高じて、会社全体を見る立場になられましたからね。
僕は元々ね、W君を評価していたんだよ。弁が立つし、話も論理的。ぜひともお客様の矢おもてに立ってもらいたいものだと(笑)。
それはもう、ずいぶんと経験させていただきました(笑)。あれから、ずいぶん色々な案件をご一緒しましたね。
そういえば、旧社が統合を果たして、スチールプランテックが生まれたときにも、私は現場にいました。新しく開発した設備の立ち上げが難航していたんですよね。
結局、設備を納めて終わりということではなく、設備の操業にまで関与して何とか収まったね。
でも、非常に苦労はしたけどもあの経験で得たものは大きかった。
確かにそうですね。ところで、私は現場で、目の前の仕事に追われていたので、
あまりスチールプランテック合併の実感をいだくこともなかったのですが、Kさんはどのように感じましたか?
最初は、自分たちの商品、技術、人財で十分にやっていける自信があったから、正直言って統合に対してポジティブではなかったよ。
でも、これは業界を再編して、日本の製鉄技術がステップアップするための一つの段階だと捉えるようになったね。
確かに。さらにいえば、スチールプランテックが誕生して、優秀な技術者が他業界や海外に流出しないで済んだっていう事実もありましたね。

世界が評価する技術を
サービス化していく

スチールプランテックの舵取り役として、今どのような戦略をお持ちですか?
製鉄は様々な技術要素の集積だからね。そのノウハウがあるからこそ、その技術を活かせるような製鉄以外の分野にも、
将来的にはチャレンジすべきだろうということは明らか。まだ具体的にはなっていないけれどもね。
そうですね。商品、市場、お客様ががらっと変わるところでなくとも、既存の設備を使って、お客様と共に取り組くむことができるビジネス…。
すでに始めてはいますが、オートプレス、シュレッダーダスト等の鉄のリサイクルなんて良い例ですよね。
同じ製鉄でもね、売り方やビジネスモデルを変えるという手もあるよ。たとえば、単に設備を作って売るのではなく、
設備を動かす操業部分をAIなりIoTの技術を活かしながらサービス化していくとか。
設備を納品した後も、お客様は鉄を作り続けているわけですからね。Kさんのおっしゃるとおり、技術をサービス化して売るのは、有効だと思いますよ。
特に海外では日本ブランドの技術力に対する評価は高いですから。
どんなに良い設備でも、使い方を間違っては効率も上がらない。
僕たちは機械の動かし方はもちろん、工場管理の方法や保守に至るまで、あらゆるノウハウを持っているわけだしね、これを活かさない手はないよ。

日本の製鉄業界を牽引する存在に

いいですね。さっきの話ではないのですが、例のスチールプランテック誕生時に苦労した私の経験も生きてきます。
あのときに築いた、お客さんや操業技術者との人脈を巻き込んで、新たなサービスを作ることができそうですね。
ちょうど、喫煙所に集う若い人たちとも、「何か新しいことをやりたいね」ってぼやいているから(笑)。その辺の意識は共通しているな。
そうですね。十数年前には現場の最前線で、はじめての技術に挑戦して苦労しましたが、またそんなことがやりたいなと。
今の管理業務も大切ですが、なんだか柄じゃない(笑)。
根っからの技術者肌なんだな。そこは僕も一緒だ。結局、技術者って言うのはチャレンジし続けなくてはいけないと、どんな立場になってもそう思うよ。
Kさんの教えが身にしみているんですよ。Kさんもさっきおっしゃられたように、最近は会社単位ではなく、日本の製鉄業界全体のことを考えるようになりました。
日本の技術力というブランドを守り続けるために、私たちスチールプランテックも長生きできるようにしなくてはと。
そのためには、スチールプランテックという会社も、今の姿のままではだめだな。会社の規模も質も高めていかなくてはならないね。
もちろん、すぐには無理で5年、10年はかかるかもしれないけれど、新しいビジネスモデルの構築と技術革新の両方をバランスよく進めていかなければね。
そのためにも、W君のように弁が立って、自己発信力、説得力ある若者が入社してくれることに期待するよ。
そうですね。Kさんのように、良い意味でユニークな人がたくさん入社してくれるといいですね。