_27

ローラ矯正機

圧延された製品の曲りを取り除き、まっすぐにする設備です。

ソリューション

  • 矯正不良率減少

品質向上

従来は片持式のローラ矯正機が主流でしたが、製品の大型化に伴って発生する片持式の弱点である「軸の傾き」の影響を抑えるために、スチールプランテックでは、両持ち式のローラ矯正機を提供しています。同機は、製品長矯正時の端部未矯正部分を小さくするために、ピッチ可変式ローラ矯正機を採用しました。また、ロール幅可変機構の付設にも実績があり、形鋼の場合、H1100まで対応可能です。

  • 25

    ロール交換時間の短縮

生産コスト削減

ロール一括交換方式の採用により、交換作業の短縮化が図れるほか、ロール交換時間の短縮によって、生産性の向上も実現。さらに、又幅可変ロールを提供することで、生産コストの削減にも寄与します。

納入実績

49 (形鋼用ローラ矯正機としては、可変ピッチ22基 固定ピッチ27基)

納入先 容量 稼動年
  • アジア・オセアニア
  • 現代製鉄 / 浦項工場 韓国 850-1200 2008
  • JFEスチール / 西日本製鉄所(福山) 日本 V1350 2003
  • JFEスチール / 西日本製鉄所(倉敷) 日本 (両持ち可変ピッチ、幅可変ロール)1500-2800 1996
  • 東國製鋼 / 浦項工場 韓国 950-1500 1995
  • 東京製鐵 / 九州工場 日本 1200-2200 1984
  • 新日鐵住金 / 鹿島製鉄所 日本 1200-2200 1975

技術情報

ローラ矯正機の種類

  1. 1片持式/両持ち式
  2. 2固定ピッチ/可変ピッチ
  3. 3ロール幅可変
  4. 4油圧圧下/メカ圧下式

の組合せを必要に応じて選択可能とします。