品質向上
SuPerLeveler™は、「動的横たわみ補正(ダイナミッククラウニング)方式」により、従来の「プリセット方式レベラ(横たわみ補正量を、矯正開始前に予想して設定する方式)」では実現できなかったロールギャップ偏差を、鋼板全体にわたって補正することが可能になりました。特に、先端・尾端から1.2m前後の範囲は、プリセット方式レベラに比べて、平坦度が格段に向上しています。
当社が1998年に開発したSuPerLeveler™は、厚板工場で生産される鋼板(6-50mm厚)の平坦度を向上させる設備です。矯正中にレベラ(水平精度を高める下地調整材)に発生するたわみを、剛性無限大制御によって完全に補正します。これによって、従来のレベラでは安定しなかった、TMCP鋼板、焼き入れ鋼板といった矯正反力を必要とする鋼板の矯正が可能になります。
SuPerLeveler™は、「動的横たわみ補正(ダイナミッククラウニング)方式」により、従来の「プリセット方式レベラ(横たわみ補正量を、矯正開始前に予想して設定する方式)」では実現できなかったロールギャップ偏差を、鋼板全体にわたって補正することが可能になりました。特に、先端・尾端から1.2m前後の範囲は、プリセット方式レベラに比べて、平坦度が格段に向上しています。
板降伏応力範囲 最大2 倍に拡大
板厚範囲 最大1.5 倍に拡大
先端、尾端の矯正反力が急激に変動する領域および定常部を均一に矯正することが可能になり、鋼板の残留応力を低減することが可能になりました。これにより、切断後の変形がない鋼板の製造が可能となります。
自社開発の「高荷重容量バックアップロール」や「噛み込み補正制御」などの機能によって、従来のレベラよりも矯正可能範囲が大幅に拡大しました。
レベラに発生するたわみを横たわみ、縦たわみ、圧縮たわみの3種類に分類し、それぞれを油圧シリンダによって補正することで、レベリングロール間のGAPを常に一定に保つことを可能にしました。特に従来のレベラは、プリセット式で矯正中に補正量の変更ができなかった横たわみが、下部フレーム内に設置されたたわみ検出センサによって測定されることで、上フレームとロールキャリッジ間に設置された油圧シリンダで正確に補正可能になりました。
薄くて硬い板は厚板先端をレベラ内へ導入させることが困難なため、「噛み込み補正」という、先端部導入時に軽インターメッシュとして、その後正規のインターメッシュとする制御方法を取ります。この場合も先端の軽圧下と、正規圧下の反力が異なっても、常に設定したロールギャップを板幅方向にも均一に与えることが可能です。
通常使用しているセンサに加え、上下フレーム内にクラウニングシリンダに対応する数のたわみセンサを設置し、レベラ前面に設置したレーザセンサを使用することで、板のセンタリングが不要なオフセンタ矯正が可能になります。




