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棒鋼・線材圧延設備

スチールプランテックでは、様々なお客様のニーズにお応えできる棒鋼、線材用圧延設備を提供することができます。
例えば、生産性を向上できるスリット圧延設備、高速圧延機(40m/s)、加熱炉を経由せず大幅な省エネを実現する連続鋳造機からの直送圧延設備、棒鋼の強度を高めるWater Quenching System、歩留まりを大幅に改善する連続圧延設備EBROS™等のお客様のニーズに合わせたソリューションを提供いたします。
また、電気炉、連続鋳造設備、圧延設備に一貫ラインを提供することで統合されたソリューションの提案・提供も可能です。

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2017年9月11日
清水鋼鐵株式会社向け圧延粗列スタンド設備の受注について

ソリューション

  • 20~40m/s

    仕上速度の高速化

生産量拡大

高速圧延技術

高速圧延技術による生産量増・安定操業が可能になります。

ブロックミル

また、100m/s級の線材ラインで使用されていた、複数の圧延機を共通駆動する「ブロックミル」を棒鋼仕上げ圧延機に適用することで、従来は限界とされていた20m/s以上の仕上げ速度を実現。超硬ロールを用いた圧延によって、寸法精度、表面性状の向上といったメリットが得られます。さらに、ロール交換とメンテナンスが容易になるというメリットもあります。

High Speed Dividing Shear(HSDS)

通常のシャーは、剪断ポイントが来てから動き出す「Start-Stop type」でした。刃が止まった状態から回転を開始・加速するため、刃の回転速度(剪断速度)に限界がありました。HSDSは、刃が常に回り続ける「Continuous Rotating type」を採用することで、剪断速度の上昇を可能にします。これによって、より高速での圧延に対する、安定した剪断が可能となります。

生産量拡大

  • 75 %増

    生産量

  • 2 %向上

    歩留

  • 15 %増

    稼働率

EBROS™はEndless BAR Rolling System の略であり、無限長ビレットによる生産性、歩留まり向上目的とした機器となります。
機能を簡単に説明いたしますと、一定間隔で加熱炉から抽出されるビレットの先端と後端を溶接し無限長ビレットを作り出す機器です。

  1. ギャップタイムが生じないことによる生産性の向上
  2. クロップ、乱尺品が生じない。
  3. ミスロールの減少と均一な品質。
  • 0 加熱炉燃料費0

生産コスト削減

HDR(Hot Direct Rolling)プロセスは、連鋳機から出た鋳片を途中で再加熱することなく、直接ローラーテーブルで繋いで圧延機へと挿入するプロセスで、省エネルギーに優れた技術です。

このHDRの実現には、①高温出片技術、②温度低下の最小限化技術、③次工程への引き渡しの為の最適レイアウトを含む炉・連鋳・圧延の総合エンジニアリング能力、が必要となります。

当社では、これら総合エンジニアリング能力をいかんなく発揮し、お客様のニーズにお応えします。

納入実績

納入先 容量 稼動年
  • アジア・オセアニア
  • Vina Kyoei Steel ベトナム 110 2014
  • 岸和田製鋼 日本 130 2012
  • 共英製鋼 日本 100 2011
  • 朝日工業  日本 110 2010
  • Hmisho Steel シリア 60 2009
  • JFE条鋼 / 姫路製造所 日本 140 2008
  • 中山鋼業  日本 90 2007
  • YK Steel 韓国 105 2004
  • 東国製鋼 / 浦項工場 韓国 97 2003
  • 紹栄鋼鉄 香港 100 2002
  • Xingtai Iron & Steel 中国 88 2002
  • 岸和田製鋼 日本 130 1997
  • 東京製鉄 / 高松 日本 90 1996
  • JFE条鋼 / 鹿島製造所 日本 160 1996
  • 共英製鋼 / 名古屋事業所 日本 100 1995
  • トピー工業 日本 100 1995
  • Vina Kyoei Steel ベトナム 50 1995
  • 三星金属工業  日本 90 1994
  • 清水鋼鉄 日本 60 1993
  • 東国製鋼 / 仁川工場 韓国 90 1992
  • 東国製鋼 / 浦項工場 韓国 110 1992
  • 大谷製鉄 日本 70 1988
  • 朝日工業  日本 120 1988
  • JFE条鋼 / 仙台製造所 日本 180 1986
  • 北海鋼業 日本 60 1982
  • JFE条鋼 / 姫路製造所 日本 150 1976
  • 合同製鐵 / 船橋製造所 日本 150 1976
  • 南米
  • Gerdau ブラジル 120 2012
  • ヨーロッパ・中東
  • Fundia Wire フィンランド 86 2001
  • Çukurova トルコ 100 1992
  • Sivas トルコ 90 1988
  • アフリカ
  • ANSDK エジプト 50 1999

技術情報

制御水冷装置

圧延ラインでのオンライン熱処理プロセスにより、水冷鉄筋の製造が可能。
高価な合金元素であるバナジウム、ニオブを添加せずに、高強度水冷鉄筋の製造が可能となります。

オンライン探傷システム

仕上ミルの直後に探傷装置を設置することで、これまで検出が困難であった異形棒鋼製品の表面欠陥の位置をトラッキングすることが可能になりました。これにより、最終的に製品のどこに欠陥があるかオペレーターに知らせることができ、不良品混入を大幅に削減することが可能となります。

ハウジングレススタンド

シンプルな構造&高剛性

  1. 1ハウジングが無い。
     →軽量化が図れ、限られたクレーン容量の圧延ヤード内で1ランク上のスタンドを導入できる可能性がある。
  2. 2圧下スクリューシャフトの中央部をパスライン上で固定。
     →圧下スクリューシャフト下部を固定する構造と比較し、バランスの取れた構造となっている。
  3. 3圧下スクリューシャフトにのこ刃ねじを使用。
     →大きな圧延反力を受けても確実に同一ポジションを維持することが可能。

広い荷重支持面積&チョックの自動調心システム

  1. 1チョック上部を2点で支持。
     →ベアリングの受圧面積が広くなり、ベアリングは長寿命化。
  2. 2自動調心機構(球面座)をチョック内に組込。
     →ロールたわみに応じてチョックが傾くことで、ベアリングに等分布荷重がかかり、長寿命化。

上下ロール同時圧下構造

→パスラインが一定。安定した圧延が可能。
→ロールショップにおいてロール径に応じて行う下ロールのシム調整が不要。

インナースタンドの油圧レス化

  1. 1メカニカルロールバランスの採用。
  2. 2圧下用油圧モータをスピンドルサポートに設置。
    →水、スケール、ミスロールといった油圧配管にとって条件の厳しいインナースタンド内を油圧レスにすることでメンテナンス性を向上。

常時サポート式スピンドルサポート

  1. 1インナースタンドが無い時もスピンドルをサポートする構造。
     →スタンド交換の自動化に適している。

スリット圧延

多条スリット圧延方法としては、2条や3,4条といった方法があります。
2条のスリット圧延は現在主流の圧延法であり、品質も安定し、寸法精度も良好です。高速化技術でさらに高生産性効率化も図れます。
3,4条のスリット圧延は、圧延機台数が少なくても生産量を増やす事が可能です。
元々2条のラインで、圧延機の台数はそのまま生産量をupする等、低生産性ミルを高生産性ミルに改造するステップアップ改造にも向いています。

4ロールサイジングミル

高い寸法制御技術
シンプルな構造と高剛性

超高剛性チョックレススタンド

チョックレススタンドはチョックが無く非常に高剛性な構造であり、ロール軸に組み合わされた偏心スリーブをウォームで回すことにより上下ロールの間隙をパスラインに対称に調節することが出来る機構となっています。