技術資料
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Development of Tension Leveler for Advanced High-Strength Steel
先進高強度鋼板(Advanced high-strength steel:AHSS)の生産には板材を急速冷却することが必要であるが、その結果、形状不良および不均一な残留応力が生じる。このような不備のある板材は、自動車の生産プロセス中で大きなマイナスの影響を与えることになる。そのため、板材の形状不良の矯正と残留応力分布の均一化を同時に実現するために、従来よりも高性能なレベラの導入が求められている。当社では、AHSS材の平坦度矯正と残留応力分布の均一化を目的としたテンションレベラを開発し、その第一号機を納入(CALインラインに設置)した。現在、このテンションレベラは客先製鉄所において順調に稼働しており、その性能に対して高い評価を頂いている。本論文は、新規に開発したAHSS材用のテンションレベラについて紹介するものである。
No. 201701
発表年月 2017/02
発表機関 Iron & Steel Technology, Vol. 14, No. 2, February 2017 -
New Rolling Method of Reversing Cold Rolling
冷間圧延鋼板の製造には、年産15万トン-30万トンクラスでは比較的低廉な設備投資ですむ可逆圧延機(レバースミル)が採用される。新興国では普通鋼主体で、国内や先進国では高級鋼や特殊鋼の多品種小ロット生産が可逆圧延機で行われている。可逆圧延機は連続圧延を行うタンデム圧延機とは異なり、先尾端部にどうしても未圧延部が生じ歩留まりが悪いこと、さらに1コイルごとのコイル換えとストリップ通板、及び巻取機へのストリップ保持に時間がかかり生産性が悪いことなどの欠点があった。
本稿では、リーダーストリップと点溶接機を使って未圧延部を低減し、さらにサイクルタイムの短縮も狙った新しい圧延方法(Zoom-Mill™、zero-oriented off-gauge minimization)の開発について紹介する。
Zoom-Mill™の一号機は2010年3月に商業運転を開始した。商業運転開始後、ただちに歩留まりは約1%増加し、また生産性も同様に上昇した。No. 201503
発表年月 2015/06
発表機関 METEC & 2nd ESTAD 2015- 製品区分
- 板圧延
- 関連する製品
- Zoom-Mill™
- 冷間圧延機(TCM,CRM)
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Overview of Heat Treat Leveler for ArcelorMittal Burns Harbor
弊社は米国 アルセロールミッタル社 バーンズハーバー工場(AMBH)の厚板熱処理設備の最新鋭化工事において、最も重要な装置の1つである熱処理レべラを納入しました。熱処理レべラは2012年4月より運転を開始しております。
本レべラは、弊社が開発した最新技術である剛性無限大制御機能を持つ設備であり、AMBH殿が熱処理設備で製造する薄板超高張力鋼板や厚板高張力鋼板のほとんど全てを矯正することが可能です。
本稿では、設備メーカとしての立場から、AMBH殿に納入した熱処理レべラについて紹介致します。No. 201403
発表年月 2014/05
発表機関 AISTech 2014 -
New PL-TCM (Pickling and Tandem Cold Strip Mill) in Vietnam
全6-HiスタンドにSPEOS™技術を適用したベトナムCSVC向け新PL-TCMが2013年11月に営業運転を順調に開始しました。
本稿では、本PL-TCMの概要と技術的な特徴を述べます。No. 201402
発表年月 2014/05
発表機関 AISTech 2014- 製品区分
- 板圧延
- 関連する製品
- 冷間圧延機(TCM,CRM)
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板形状矯正設備の最前線
最近の板形状矯正設備に求められる機能やスペックについて説明するとともに、最新のスキンパスミル、レベラー設備の特徴や仕様について解説する。
No. 201301
発表年月 2013/01
発表機関 (一社)日本塑性加工学会 第129回塑性加工学講座- 製品区分
- 板圧延
- 関連する製品
- 厚板レベラ
- テンパーミル/スキンパスミル
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The Latest Technology of the Heavy Plate Leveler
第4世代と称される剛性無限大機能を持った新型の厚板レベラーを開発した。本レベラーは曲げ、圧縮によって生じるロールのたわみやコラムの縦伸びが、計測・計算され、迅速かつ動的に油圧シリンダにより補正される。これにより以下が達成された。 ・矯正範囲の拡大:X80(YS600MPa)の場合、20mm~37mm ・ハイレベルの平坦度:規準値の1/4 ・残留応力の低減:従来レベラーの残留応力の1/3
No. 201209
発表年月 2012/10
発表機関 Association of Brazilian Metallurgy, Materials and Mining 49th Rolling Seminar -
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Superior Profile Control Technology with Edge-oriented Shifting
本稿では、SPEOS™(Superior Profile Control Technology with Edge-oriented Shifting )と称される新開発の可変ロールクラウン技術を紹介する。本技術は、一対のロールシフトにより、板クラウン制御とエッジドロップ制御を同時に行えるものである。
No. 201205
発表年月 2012/05
発表機関 AIS Tech 2012- 製品区分
- 板圧延
- 関連する製品
- 冷間圧延機(TCM,CRM)
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New Rolling Method Of Reversing Cold Rolling Mill
リーダストリップと点溶接機を用い、未圧延部の減少とそれに伴う生産量の改善を目的とした新しい圧延方法(Zoom-Mill™、Zero-oriented off- gauge minimaization)を紹介する。
No. 201204
発表年月 2012/05
発表機関 AIS Tech 2012- 製品区分
- 板圧延
- 関連する製品
- Zoom-Mill™