日新製鋼株式会社殿 周南製鋼所向け 連続鋳造設備新設受注

2012年12月14日

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スチールプランテック株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表者:藤原義之)は、日新製鋼株式会社殿(本社:東京都千代田区)から、同社周南製鋼所(山口県周南市)においける製鋼リフレッシュ計画の主要設備である垂直曲げ型スラブ連続鋳造設備(1ストランドx1基)を受注いたしました。
日新製鋼殿周南製鋼所の既設スラブ連続鋳造設備は、稼動後40年以上が経過しており老朽更新が必要とされていましたが、本設備計画においては、製造コストの削減、品質の向上、スラブサイズアップによるコイルの大型化、5フィート幅対応を可能となり、小ロット多品種生産と高い生産性を実現するものです。
当社は、本設備において機械・電気計装設備一式の設計・製作・輸送・据付工事、試運転調整を担当いたします。
昨今の急激な円高・ユーロ安の逆境の中、欧州プラントサプライヤーとの熾烈な競争となりましたが、当社の既設設備を含む多くの実績と高い技術力ならびにこれまでのコストエンジニアリングへの取り組みの成果として価格競争力が日新製鋼殿に評価され、成約に至りました。
今回の受注を機に、日新製鋼殿との信頼関係を深めつつ、これまでの実績を通じて得た知見を生かし更なる技術提案を行うことにより、当社のエンジニアリング力を一層高め、日新製鋼殿の更なる発展に貢献していくとともに、日本国内外の市場への拡販を推進して参ります。
以上

<主要設備>

・垂直曲げ型スラブ連続鋳造設備 (1ストランドx1基)

 

関連製品

スラブ連続鋳造設備

高炉・電気炉・直接還元炉などで溶解・成分調整された溶鋼を連続的に冷却・凝固させ、一定の長さで切断した半製品を製造する設備です。製造された半製品は、次の工程である圧延設備へと搬送されます。半製品にはさまざまなサイズがあり、厚み120~600mm、幅700mm~のものを「スラブ」と呼びます。また、スラブから製造される最終製品には、薄板、厚板、パイプなどがあります。

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