VR映像「閃光の製鉄現場VR体験」を制作 「ゆ~ゆ~カーニバル」でブース運営

2023年10月19日

VR映像HP

 製鉄プラントエンジニアリングメーカーのスチールプランテック株式会社(本社:神奈川県横浜市/代表取締役社長:若原 啓司)は、2023年10月15日(日)、浦安第1鉄鋼団地内特設会場(千葉県浦安市)で開催された第14回「ゆ~ゆ~カーニバル」(浦安鉄鋼団地協同組合主催)で「鉄のワークショップVR体験」ブースを運営し、来場者に製鉄所のVR映像を公開しました。

 このVR映像は、同鉄鋼団地内に本社を構える清水鋼鉄の協力のもと、当社が制作した「閃光の製鉄現場VR体験」で、鉄スクラップから製品に至るまでの様子を約8分にまとめたバーチャル工場見学です。

 撮影は同社の苫小牧製鋼所(北海道苫小牧市)で360度カメラを使用し行われました。
 映像ではスクラップヤードから出荷までの一連の工程を15に分け、通常の見学行程では見ることができないシーンも多く取り入れました。また、設備サプライヤーならではの知見を散りばめたテロップ、図解、ナレーションをできるだけ平易な言い回しで挿入し、中高生の方も含めた幅広い世代の方に楽しんでいただけるよう工夫を凝らしました。

 視聴にあたっては専用ゴーグルを着用することで、VRならではの迫力ある映像を体感しつつ、製鉄所の様子を様々な角度から楽しめ、実際に現地で見学しているような雰囲気を味わえる映像にしました。

 更にブース内には、映像視聴の際により関心を持っていただけるよう、日常生活に不可欠な鉄の重要性や、電気炉のリサイクル性などを説明するパネルも掲出しました。

 当日は午後からは雨も止み、5年ぶりのリアル開催に加え、団地組合創設60周年の節目だったこともあり、多くの来場者がブースを訪れました。視聴後の感想では「その場にいるような映像に驚いた」、「映像で鉄ができるまでの流れが理解できた」、「鉄がリサイクルできることを初めて知った」などのコメントが寄せられ、臨場感ある映像への驚きとともに、鉄に関する理解も深められた様子でした。

 当社は「Green & Smart」を掲げ、人と環境を大切にする技術を提供しておりますが、こうした取り組みにも積極的に参加し、脱炭素社会実現に向け進化を続ける製鉄業界のPRに貢献する所存です。

ブースでVR映像を視聴する来場者 

ブースでVR映像を視聴する来場者

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