第4世代厚板レベラ「SuPerLeveler™」
日本塑性加工学会 東京・南関東支部賞「技術開発賞」を受賞
- 2014年4月1日
- プレスリリース
当社は、このたび、厚板レベラの商品開発で(社)日本塑性加工学会 東京・南関東支部が選定する平成26年度日本塑性加工学会 東京・南関東支部賞(技術開発賞)を受賞いたしました。
技術開発賞は、塑性加工の分野における優れた業績で独創性のある特定の技術または材料・機械・製品を開発した技術を表彰することを目的とした賞です。
今回受賞しました当社開発の第4世代厚板レベラ(SuPerLeveler™)は、その「たわみ補正技術」により、平坦度の大幅な向上や残留応力の大幅な低減を実現し、これまで矯正が難しかった高機能鋼板(TMCP鋼板)や焼入れ鋼板(DQ鋼板)の矯正可能領域を大幅に拡大しました。
また、矯正効果の信頼性が格段に向上したことで、作業者の熟練技術や勘に頼ることなく厚板の矯正が可能となり、メインライン上への設置により生産性も大幅に向上、第4世代厚板レベラ(SuPerLeveler™)を導入して頂いているお客様からは、高い評価を頂いています。
今回の栄えある賞の受賞を励みに、今後とも引き続きお客様のいかなるご期待にも応えられる会社を目指して、お客様のニーズにフィットした商品やサービスを提供してまいります。
なお、受賞の概要及び授賞式の予定は以下のとおりです。
【受賞概要】
- ・受賞名:
- (社)日本塑性加工学会 東京・南関東支部賞《技術開発賞》
- ・業績題目:
- 「剛性無限大制御機能を有する第4世代厚板レベラの商品開発」
- ・受賞者:
- スチールプランテック株式会社
阿部敬三、青山 亨、草薙 豊、吉村信幸、森下素司
【授賞式/記念講演】
関連製品
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厚板レベラ
スチールプランテックが1998年に開発したSuPerLeveler™は、厚板工場で生産される鋼板(6-50mm厚)の平坦度を向上させる設備です。矯正中にレベラ(水平精度を高める下地調整材)に発生するたわみを、剛性無限大制御によって完全に補正します。これによって、従来のレベラでは安定しなかった、TMCP鋼板、焼き入れ鋼板といった矯正反力を必要とする鋼板の矯正が可能になります。
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