第4世代厚板レベラ「SuPerLeveler™」日本塑性加工学会大賞受賞について
- 2015年6月1日
- プレスリリース
スチールプランテック株式会社(代表取締役社長:半澤 巌)は、このたび厚板レベラの商品開発で、(社)日本塑性加工学会が選定する平成27年度日本塑性加工学会大賞を受賞いたしましたので、お知らせします。
学会大賞は、塑性加工の分野における顕著な業績として評価される学術的研究、あるいは独創性のある特定の技術または材料・機械・製品の開発について表彰することを目的とした賞です。
今回の受賞対象となった当社開発の第4世代厚板レベラ「SuPerLeveler™」は、厚板工場で生産される鋼鈑の平坦度を向上させる設備で、矯正中にレベラに発生するたわみを、剛性無限大制御によって完全に補正します。これによって従来のレベラでは安定しなかった高機能鋼鈑(TMCP鋼鈑、焼入れ鋼鈑)の矯正が可能となります。
当社では、今回の栄誉ある大賞受賞を契機に、さらに同分野での事業展開を拡大し、お客様の様々なご要望に最先端の技術と豊富な実績でお応えしていく所存です。
【受賞概要】
- ・受賞名
- (社)日本塑性加工学会 学会大賞
- ・受賞題目
- 「動的変形補正機能を有する高精度厚板レベラの開発」
- ・受賞者
- スチールプランテック株式会社
阿部敬三、青山 亨、草薙 豊、吉村信幸、森下素司
【授賞式/記念講演】
- ・日時
- 平成27年(2015年)5月29日(金)
- ・場所
- 慶應義塾大学 矢上キャンパス

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厚板レベラ
スチールプランテックが1998年に開発したSuPerLeveler™は、厚板工場で生産される鋼板(6-50mm厚)の平坦度を向上させる設備です。矯正中にレベラ(水平精度を高める下地調整材)に発生するたわみを、剛性無限大制御によって完全に補正します。これによって、従来のレベラでは安定しなかった、TMCP鋼板、焼き入れ鋼板といった矯正反力を必要とする鋼板の矯正が可能になります。
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