「河北省唐山市鉄鋼企業使節団」向け当社先進設備技術説明会開催について
- 2018年10月23日
- プレスリリース
スチールプランテック株式会社（代表取締役社長：灘 信之）は、10月18日に当社本社（神奈川県横浜市）において、中国河北省唐山市の有力鉄鋼メーカー20社で構成された「河北省唐山市鉄鋼企業使節団」向けに、環境対応型高効率アーク炉「ECOARC™」ほか当社先進設備に関する技術説明会を開催いたしました。
当使節団の今回の訪日は、中国行政機関「河北省政府経済発展改革委員会」が主催し、日本の先進設備メーカー各社を訪問、「中国製造2025」の国家方針に則して各社の生産設備の近代化・自動化についての交流及び意見交換を行うことを目的として実施したものです。
当社における技術説明会では、すでに国内外多数のユーザーから好評を得ている環境対応型高効率アーク炉「ECOARC™」に関する設備技術、実績などを中心に当社の最新技術を紹介いたしました。
中国では環境問題およびCO2排出削減の面から特に厳しい環境規制が課せられ、電気炉への関心が高まっており、特に河北省は中国有数の鉄鋼産業の集積地であり問題意識が高くなっています。このような背景から、自動化・省力化が進み、高効率の予熱技術により大幅な電力や黒鉛電極の消費量の低減を実現する「ECOARC™」をはじめとする当社先進技術に、参加者一同は高い関心を示し、活発な議論がありました。
当社はこれまで国内外の製鉄会社向けに合計7基の「ECOARC™」を納入しており、今後中国においてもこうした先進設備の供給を通じて、お客様および地域社会の発展、環境保全に貢献してまいります。
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環境対応型高効率
アーク炉（ECOARC™）スチールプランテックが独自に開発した「ECOARC™」は、革新的な技術を随所に採用した環境対応型高効率アーク炉です。金属材料を溶解する際に発生する白煙や悪臭を解消する高度なスクラップ予熱技術を備えるなど、将来的な環境負荷にも対応しています。さらに、従来の電気炉よりも高い生産性を実現する溶解技術も備えています。
