「日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術専門家交流会」で「ECOARC™」の技術発表を実施
- 2019年11月18日
- プレスリリース
スチールプランテック株式会社<本社:神奈川県横浜市/代表取締役社長:灘 信之>は、2019年10月29日、日本鉄鋼連盟と中国鋼鉄工業協会(CISA)が中国・山西省太原で開催した「日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術専門家交流会」で環境対応型高効率アーク炉「ECOARC™」の技術発表、プレゼンテーションを行いました。
同交流会は日中の鉄鋼メーカーが環境技術などの意見交換をする場で、今回で11回目を迎えます。当日は約100名が参加し、最新の技術動向を報告しました。
当社は、「ECOARC™」に関する設備技術、操業実績のほか、その省エネ性能、環境保護性能についてプレゼンテーションを行い、「鉄を作りながら他の社会貢献も行う」というコンセプトで、電気炉による固形廃棄物処理技術についても紹介しました。参加者から「他社炉との技術的な違い」や「ダイオキシン処理について」など個別の質問を受けるなど、高い関心をもっていただきました。
「ECOARC™」はこれまで国内外に7基を納入し、中国市場においても本渓鋼鉄向け1、2号機が2020年に稼働予定です。環境対策などの背景から電気炉へのシフトが進むとみられる中国市場において、今後も拡販活動に注力していきます。
関連製品
-
-
環境対応型高効率
アーク炉(ECOARC™)スチールプランテックが独自に開発した「ECOARC™」は、革新的な技術を随所に採用した環境対応型高効率アーク炉です。金属材料を溶解する際に発生する白煙や悪臭を解消する高度なスクラップ予熱技術を備えるなど、将来的な環境負荷にも対応しています。さらに、従来の電気炉よりも高い生産性を実現する溶解技術も備えています。
関連するニュース
-
- 2022年12月5日
- 電気炉製鋼の生産性向上と系統安定化に寄与する電気炉電源システムの共同開発開始