「METEC 2023」で技術論文を発表予定 スーパーハイブリッドレベラ・スリッターラインの技術を世界へ

2023年6月6日

商業運転中の実機WEB

 製鉄プラントエンジニアリングメーカーのスチールプランテック株式会社(本社:神奈川県横浜市/代表取締役社長:若原 啓司)は、2023年6月14日にドイツのデュッセルドルフで開催される「METEC 2023-国際金属製造・冶金技術機械展・会議」(※)で技術論文の発表をおこなう予定です。

 発表内容は、当社が高機能金属板材用向けに開発した、スーパーハイブリッドレベラ・スリッターラインの技術・概要に関するものです。

 本ラインはテンションレベラー機能とローラーレベラー機能を併せ持つ複合設備で、近年需要が高まっている自動車用超高強度鋼など、高強度、高精度でありながら優れた平坦度をもつ鋼板の製造を実現します。国内では2020年より商業運転を開始しており、安定稼働を続けています。

 実績ある技術を世界にアピールすることで、改めて当社のプレゼンス向上を図ります。

<技術論文発表概要>
日時:
2023年6月14日(水)11時30分~11時50分(ルーム27)

タイトル:
「Outline of super hybrid leveler/slitter line  for high-performance metal plate/sheet」
(高機能金属板材用スーパーハイブリッドレベラ・スリッターラインの概要)

発表者:
スチールプランテック株式会社 プラントエンジニアリング本部 薄板エンジアリング部 SPMグループ 
熊谷 竜太

<「METEC 2023-国際金属製造・冶金技術機械展・会議」概要>
4年に一度開催される金属製造展で、約2,000の出展者が集まり、製品・技術ラインアップをアピールします。
会期:2023年6月12~16日   
会場:デュッセルドルフ見本市会場   
主催:メッセ・デュッセルドルフ社 

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熱延鋼板、冷延鋼板、ステンレス鋼板、アルミ板、銅板、特殊材料板などの材料を矯正して平坦度を向上させ、最終製品として仕上げる装置です。矯正対象材の範囲は、板厚が0.05mm〜8.0mm、板幅が300mm〜2300mm、降伏強度が50MPa〜1500MPaです。1970年から独自の試験装置によって各種材料のテストが実施され、理論構築と実機の納入が繰り返されてきたテンションレベラ。製品を現在までに全世界に194台も納入したスチールプランテックは、テンションレベラのトップメーカーです。

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