第6回中国電炉製鋼科学発展フォーラムに協賛
技術発表、広告掲出を実施
当社は、2025年6月25日と26日の2日間、中国の四川省西昌で開催された「第6回中国電炉製鋼科学発展フォーラム」(※1)に協賛し、中国市場におけるプレゼンス強化に向け、技術発表とともに広告掲出を実施しました。
このフォーラムは2018年以降、毎年中国国内で開催されており、今年は「電炉発展のボトルネック突破と低コスト電気炉製鋼の実現」をテーマに掲げ、同国高炉・電炉メーカーに加え、国外から電気炉設備サプライヤーなど合わせて30社以上が参加しました。
当社は初日に『電炉分野の自動化 インテリジェント化ソリューション「スマートプロダクツ」』のタイトルで技術発表を行い、スマ―トプロダクツ「Sシリーズ」(※2)の電炉関連製品を紹介しました。発表には約150名が出席し、既設設備への導入に関する質問が寄せられるなど、安全性向上、省力・省人化・生産性向上に貢献する当社製品に関心が集まりました。
また、中国の100%出資子会社である「日鋼聯(上海)設備工程有限公司」と連名で、会場内外でのビジュアル掲出や公式パンフレットへの広告掲載も行いました。
翌26日には、本渓鋼鉄(※3)が当社の環境対応型高効率アーク炉「ECOARC™」(※4)について発表を行い、高い省エネ性能と高効率な操業実績を紹介しました。本機は2022年10月から稼働し、「ECOARC™シリーズ」初となる溶銑装入プロセスを導入した機種で、電炉鋼の品質向上にも大きく貢献しています。
当社は「Green&Smart」(Green=脱炭素を推進するための技術革新・Smart=最新技術を駆使した製品のスマート化)を掲げビジネスを展開しています。
中国市場では、当社の注力分野である電気炉ビジネスを中心に、中国の大手エンジニアリングメーカーである中国重型との協業、そして当社子会社の「日鋼聯(上海)設備工程有限公司」とも連携し、さらなる受注獲得へ向け販促活動を推進します。
(※1)「中国電炉製鋼科学発展フォーラム」
本フォーラムは同国の鉄鋼業界の技術開発、発展を推進させることを目的に、中国最大の科学技術団体である中国金属学会などが主催となり2018年より開催しているもので、当社は初回から参加しています(新型コロナウイルス感染症の影響などで参加を見合わせた第4回を除く)。
(※2)スマートプロダクツSシリーズ
お客さまのニーズに応じて「ロボットを活用した工場の安全性向上、省力・省人化」、「画像応用・AI/ビッグデータ解析による操業改善や品質向上」、「プロセス分析に基づく操業支援サービス」などの分野で開発を進めている商品群で、22製品がラインナップされています(2025年6月現在)。プラント毎に設置していた操作室の集約化、遠隔操業など更なるスマート化、その先のワンマンオペレーションを目指しています。
以下4製品は令和6年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金『(Ⅰ)工場・事業場型』 先進設備・システムに採択されています。
◎測温サンプリング採取ロボット「Spco-ROBO KNIGHT(エスロボナイト)」
◎レーザ式排ガス分析装置「Spco-EcoLaserNavi(エスエコレーザーナビ)」
◎炉内ホットスポットコントロール Spco-HOTSPOT(エスホットスポット)」
◎アーク炉溶解制御システム「Spco-MELT(エスメルト)」
(※3)本渓鋼鉄
1905年の設立以来、中国鉄鋼業界で長い歴史を持ち、線材、鉄筋、パイプ用鋼、各特殊鋼、熱延鋼板、冷延鋼板、亜鉛メッキ鋼板、ステンレス等60以上の製品を生産する企業です。2021年には同じ遼寧省に拠点を置く鞍山鋼鉄と合併し、中国国内2位、世界3位(2024年時点)の粗鋼生産能力をもつ鉄鋼企業となっています。
(※4)「ECOARC™」シリーズ
当社が独自に開発した「ECOARC™」は、革新的な技術を随所に採用した環境対応型高効率アーク炉です。金属材料を溶解する際に発生する白煙や悪臭を解消する高度なスクラップ予熱技術を備えるなど、将来的な環境負荷にも対応しています。さらに、従来の電気炉よりも高い生産性を実現する溶解技術も備えています。建屋の制約に応じて3タイプのラインナップがあり、2024年9月現在国内外に11基(国内7基・海外4基)を受注しています。今年度には大阪製鐵向け「ECOARC-light™」が稼働予定です。
本シリーズは令和6年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金『(Ⅰ)工場・事業場型』 先進設備・システムに採択されています。



