REASON

前職の仕事内容と、
転職の経緯や理由

もともとは設備関係の企業に所属し、国内・海外案件ともに担当していました。ただ仕事を進めるうちに、もっと大きなものに関わりたい、多くの人と関わりたいと思うようになりました。そこで、当時の所属先では担当できない大規模案件に仲間と協働して取り組める環境を求め、転職活動をスタートさせたのです。

そうして前職と同様の設備業界を検討していた折、当社に出会いました。インパクトのあるプロジェクトを多数手掛けていることを知り、初めは“どうせやるなら規模が⼤きい⽅が純粋に⾯⽩そうだ”という単純な考えで志望を決めた記憶があります。当時は前職での案件を抱えながらの転職活動で、⾯接の日程調整の際にずいぶんわがままを聞いてもらいました。また⾯接の雰囲気や、そこで伺ったスキルアップの可能性、加えて条件面の良さに惹かれ、方向性を固めていきました。

IMPRESSION

入社前・後の印象は

入社後、基本的な仕事の流れは前職と変わりませんでしたので、業務面ではすんなりと馴染むことができました。現場に入ると、半年以上は同メンバーで同じ時間を過ごすことが多いため、お互いを知る時間が増えて自然と場に溶け込めたという感覚が強いです。

当社は、企業単位で言えば独⾃技術や製品⼒などの他社にはない強みを持っているといえます。また多数の社員が所属していますが、個々の技術⼒と知識の幅が広い印象です。母体となる4社がそれぞれ長い歴史を有していることもあり、ベテラン社員もいるのですが、彼らは特に知識も経験も豊富で、仕事をともにするたびに刺激を受けています。

さらに、顧客を深く理解した提案と適切なサポートを提供できる人材を育てる意識が高い会社でもあります。社内の教育制度や、グループ企業のノウハウ共有も含めた研修会などの企画、それ以外にもeラーニング等も充実しており、知識の拡充と経験の継承にはとても力を注いでいると思います。

CHANGE

スチールプランテックで、
自分はどう成長したか

多くの機種を取り扱う中で、国内外問わず⾊々な業務を経験した結果、対応⼒に加えて新しい技能と業務スキルの向上を達成できたと思います。例えば工事に関わると土木や機械、輸送など複数分野の法律に携わるため、経験に応じた広範な知識が蓄積されていく感覚です。その中で特に当社ならではのスキルアップを挙げるとすれば、トータルでものを見る能力の向上でしょうか。プロジェクトの中心に立つ、その経験が俯瞰できる視野の広さを養っていくのです。

個人的な体験で言えば、普段は厳しいお客さまから「スチールプランテックとタッグを組んで仕事ができたことは本当に良かった。感謝している。他のメーカーでは、ここまで対応してくれなかったのではないか」とお褒めの⾔葉をいただいたことが印象に残っています。コロナ禍による納期遅れ、製作トラブル等がありましたが、その苦労が報われた瞬間でした。

VISON

これまでの、
そしてこれからの
キャリアについて

5年ほど前のインドネシア案件で、現地の方に「ここの製品は何に使われるの?」と尋ねると、「たくさんの送電塔の建設に使われるんだ」と教えてくれました。自らの仕事の意義を肌で実感できた、貴重な体験だったと思います。

身の回りに鉄を用いたプロダクトがあふれているように、まだまだ現代では鉄が生活を下支えしています。特に新興地域に製鉄所を建設するとなると、現地需要に応えるかたちでインフラ基盤を担うのに加え地域雇⽤の創出など、その重要性は依然高いと感じます。

そうして世界の鉄鋼業や地域社会の発展に貢献する一翼を担うと同時に、持続可能な社会の実現に向けての取り組みも、もちろん進めていきたいと考えます。私自身も、グループ企業の洋上風力発電で用いられる製品に携わることができました。今後も製鉄分野の仕事を通じた社会貢献の意識を常に持ち、自分の業務に誠実に取り組んでいきたいと思います。

WORKS

  • インドネシアに納入した、大規模な棒鋼・形鋼向け圧延機

  • 製品の大型化に対応した連続鋳造設備