環境対応型高効率アーク炉ECOARC™とターンコイル技術が「令和３年度 先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」の「先進設備・システム」に採択

2021年5月25日
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　当社は「Green＆Smart」をキーワードに「脱炭素を実現するための技術革新（Green Innovation）」と「DX、AI、ロボティクスの活用（Smart Technology）」を進めています。

　2021年5月24日、当社の環境対応型高効率アーク炉「ECOARC™」（エコアーク）と「アーク炉の炉底コイルによる電磁撹拌技術（※）」（ターンコイル）が「令和3年度 先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」の「先進設備・システム」に採択されました。同補助金は、2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、資源エネルギー庁が高い省エネポテンシャルが見込まれる先進技術を市場から発掘し重点的な支援を行うものです。事業者が「先進設備・システム」を導入する際、一定の省エネ要件を満たすことで、補助対象経費の1/2又は2/3の補助を受けることができます。

　「ECOARC™」は高効率の予熱シャフトによる大きな電力原単位の低減、「ターンコイル」は撹拌効果による電力原単位の低減が評価されました。

　当社は先月、導入時の汎用性を高めた「ECOARC-FIT™」（エコアークフィット）を開発し「ECOARC™」のラインナップ拡充を図ることを公表しております。

　本補助金制度をお客様にご活用いただき、当社の省エネルギー技術を広く提供することで脱炭素社会の実現へ貢献していきます。

（※）「アーク炉の炉底コイルによる電磁撹拌技術」
直流電気炉の炉底に銅管をコイル状に配置することで発生させた磁場で溶鋼を撹拌することで電力原単位が10kwh/t低減する技術

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